桃山台駅より徒歩6分 吹田市(千里)
心療内科・精神科 ひろたクリニック
自律神経とは内臓の働きを調整している神経のことで、交感神経と副交感神経の2種類があります。
心理的に緊張していると交感神経が強く働きます。
リラックスしているときに主として働いているのが副交感神経です。
交感神経が興奮していると、手足は冷え、筋肉はこわばり、血圧は上がり、脈拍や呼吸は速くなり、口は渇き、胃腸の働きは鈍くなります。
副交感神経がメインになっているときは手足が温かくなり、筋肉は緩み、血圧・脈拍は落ち着き、胃腸の働きが活発になります。
ストレスにさらされていると心理的な緊張が持続し、慢性的に交感神経が強く働くようになって自律神経の働きがバランスを崩します。その結果、様々な身体症状が現れます。例えば、頭痛、肩こり、冷や汗、動悸、高血圧、吐き気、腹痛などです。このようにして症状が現れている状態を自律神経失調症と呼びます。
■症状について、いつから、どんなきっかけで、どのような状況でどんな症状が現れるか、など、これまでの経緯を伺い、有効な対処法について考えます。
■もし、お仕事や学校を一時休まれることが必要であれば、診断書を発行したり、お仕事を休まれた際の傷病手当の申請書を発行したりします。
■必要に応じてお薬を処方します。
抗不安薬 | 不安感・緊張感をやわらげ、体の症状を現れにくくします |
抗うつ薬 | 不安をやわらげたり、睡眠の質を改善したりします 痛みにも有効です |
睡眠導入剤 | 眠れない場合に必要に応じて処方します |
漢方薬 | 不安や「落ち着かなさ」に有効なものや痛みに有効なものがあります |
自律神経失調症は決して珍しい病気ではありませんし、治りにくい病気というわけでもありません。しかし、表に出ている症状だけにとらわれて頭痛薬や胃薬などを服用していても、背景にあるストレスや生活状況に目を向けなければ、なかなか症状は良くならないことが多いので、「体だけの不調」と思い込まない方が良いかも知れません。
また、治療を始めてから、すぐに調子が良くなっても、お薬をすぐにやめてしまうと症状が現れる可能性が高いので、数か月間程度は服薬を継続し、ストレス状況など症状が出る背景の調整を行いながら、少しずつお薬を減らしていくのが良いと思います。
副交感神経の働きを強化する「自律訓練法」という方法が一定の効果を示すことが知られています。お家で簡単にお一人でできる方法で、決して特殊な治療法ではありません。
当院では、必要に応じて自律訓練法の仕方についてのご説明もしています。
■令和6年11月29日(金)は臨時休診とさせていただきます。
■予約状況の混雑に伴い、初診の予約受付は6~7週間先になります。
■2020/10/31
診療依頼の増加に伴い、待ち時間・診療時間の超過が対応可能な水準を超えましたので、一時的に土曜日の初診の受付を中止いたしております。
キッズスペースを設けています。
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